ランナーにとって大切なところは肩甲骨!

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今回は「ランナーにとって大切なところは肩甲骨!」についてお伝えしていきます。

前回の記事で「ランナーにとって体幹の重要性」についてお伝えしました。ぜひそちらも読んでいただけると今回の記事もわかりやすいかと思います。

ランニングとなると、どうしても足の方が重要だと思いますよね。
でも足を動かすというのはあくまで一連の動作の結果になります。
人間、足だけ動かしていれば前に進むことができるかというとそんなことはありません。
できたとしても、足はすぐに疲れてしまうでしょう。

今回のこの記事がイメージできると
・ランナーの怪我はどうして長引いてしまうのか?
・疲れにくい動きを追求するためには?
・早さにも応用ができる
といったことが分かるきっかけになると思います。

今回の肩甲骨は前回の記事で体幹の重要性についてお伝えした『重心移動』と『身体のねじり』が関係してきます。

ポイントは『体幹のねじり』です。

肩甲骨の広い可動域を生み出すためには体幹、特に胸椎の回旋になります。
背骨は上から頸椎、胸椎、腰椎、仙骨となっています。
その中で体幹のひじりを生み出す部位は胸椎になります。
それができずに腰でねじってしまうと若年者であれば腰椎分離症になりなねません。
スポーツに差はあるものの、そうして腰椎分離症になってしまった方も多いのではないでしょうか。
その胸椎の回旋(体幹のねじり)がうまくできないと、走りにもかなり影響してきてしまいます。

こうした可動域の問題もあれば、肩甲骨を”動かす”という問題もあります。
可動域があってもうまく動かすことができなければ”できる”にならないからです。

なので肩甲骨を動かす訓練も必要です。
その動かしたい筋肉は「前鋸筋」になります。
脇の下あたりに体表から触れる筋肉になります。
普段ではあまり意識して使うことのない筋肉になりますが、ここがしっかり収縮してくれることで体幹の動きもよくなり、腕振りよくなり、結果的にランニングのパフォーマンスが上がります。

この前鋸筋。
パンチをする際にも活躍します。床からの力を使って強いパンチを繰り出すために使います。
ランニングしながらシャドーボクシングはこういった意味ではかなり理にかなった動きの訓練だと思います。
そしてランニングも活かすことができます。

スポーツはどの競技も全身を使って競い合い、走ることも全身運動じゃないですか。
ボクシングは手の方に力が、ランニングは足の方に力が入ってくれればいいのです。
そうなるとボクシングは上行性運動連鎖、ランニングは下行性運動連鎖になります。

だからランニングは上半身の特に肩甲骨の筋肉「前鋸筋」が重要になってきます。

今回の記事では肩甲骨に付く「前鋸筋」の重要性についてお伝えしました。
もちろん、トレーニング方法はございます。
前鋸筋単一の運動や全身を連動させた複合運動のどちらもうまく使えることが大切です。

そういった動きができるように動作を分析して足りないところを補うサポートとしてパフォーマンスアップ整体をしていますので下記の公式ラインからご連絡ください。
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