昨今のランニングシューズはさまざまなシューズが発売されている中、使う用途によって使い分けている方も多いのではないでしょうか?
それが故に、自分の体がシューズの性能に頼ってしまうことも少なくないです。
これを「シューズに履かれる」と表現しています。
ただ、自分自身がシューズに履かれているのか?どうなのか?を直接的に評価できるテスト法はありません。
それに、シューズに履かれている判断を”靴が自分の足に合わない”という理由で判断することが多いと思います。
むしろ自分の感覚の話なので、それしか頼るところがないのかもしれません。
そこで今回は、”カラダのバランスとランニングシューズ”についてお伝えしていきます。
今回お伝えする項目はこちら!
カラダのバランスのとり方
ランナーの皆さんのバランス能力はいかがですか?
カラダはさまざまな方法でバランスをとるようにしています。
- 視覚
- 触圧感覚
- 平衡感覚
主にこの三つの感覚でバランスを察知してとるようになっています。
また、
- 足関節
- 股関節
- 体幹
こちらの関節を筋肉で制御してバランスをとります。
このどれかをトレーニングすることではなくて、どれも使って訓練することが好ましいとされています。
バランス能力の確認方法
自分がどれくらいのバランス能力なのか?を確認する方法になります。
簡単な方法ではありますが、それは片足立ちです。
片足立ちになる寸前の動作から、評価は始まっています。
片足を上げるその瞬間にどちらかの足にほんの少しだけ重心を移動させないといけません。
この重心移動がバランスを崩す一番の要因です。
そして次の確認方法です。
今度は目を瞑って片足立ちです。閉眼片脚立位です。
視覚情報をあえてシャットアウトします。
先ほどお伝えした、どの感覚を使ってバランスをとるか?になります。
視覚情報を使わないと、触圧感覚(床に触れている足の裏の皮膚の感覚)と平衡感覚だけになります。
この操作はあえて行います。
感覚の分野でお話しすると、視覚情報は感覚全体のおよそ70%と云われています。
視覚情報を使わないとなると、触圧感覚40%、平衡感覚60%になるそうです。
この開眼時の片脚立位と、閉眼時の片脚立位の二つを見比べてなにが苦手なのか簡単に行うスクリーニングテストになります。
シューズに履かれるランナーとは?
シューズに履かれているかの判断方法
冒頭でもお伝えしたように、自分自身がシューズに履かれているのか?を直接的に評価できるテスト法はありません。
ただし、先ほどのバランス能力を確認した際にバランスの悪い方はその傾向だと私は思います。
ではどのようにバランスが悪かったら「シューズに履かれるランナー」になっていかをお伝えしていきます。
先ほどの検査方法は2パターン。
- 開眼時の片足立ち
- 閉眼時の片足立ち
片足立ちができたかどうかはご自身で判断してください。
安定して立っていられることができたと思うのであれば、それは”できた”になります。
これは不安定だなとご自身で思うのであれば、それは”できなかった”になります。
判断の結果をなぜしっかり決めないかというと、いわゆる感覚を検査しているので、言葉として感覚をお伝えするよりも自分が納得のいく安定したバランスのほうが厳しく見れるからです。
この判断を別に甘くみても、もちろんいいと思います。
ただ、甘くみたところで何もメリットがないです。
だからといって厳しく見ろというわけでもないです。
自分が納得のいく結果であれば”できた”で構いません。
ではどの結果になったらシューズに履かれていないバランスなのか?
それは開眼状態でも閉眼状態でもバランスが取れていることです。
何と言われなくてもこの流れから想像できますよね。
逆にどちらかができていなければ、それは怪しいです。
ここで何が悪いのかパターン化してみましょう。
- 開眼○、閉眼○→バランスが取れている。
- 開眼○、閉眼×→筋肉の力でバランスを取っていて、感覚分野がうまく機能してないかも。
- 開眼×、閉眼○→感覚の方は問題ない。力で無理やり立とうとするが、運動の切り替えが苦手かも。力が弱い場合もあるが、ランナーぐらいであればそれは排除してもいい。
- 開眼×、閉眼×→どれが悪いのかをしっかりみていく必要がある。シューズに履かれているに最も近い。
これらの結果を踏まえて、自分がどんな状況なのかを判断してみてください。
シューズに履かれないカラダのバランス強化トレーニング
ざっとお話しすると、先ほどの片足立ちでできなかった動作を行うことで簡単に養うことができます。
ポイントは重心移動の距離がどれだけ長いかになります。
片足になる瞬間に重心がどれだけ動くかによって、それを制御しないといけません。
この移動が大きければ大きいほど、制御するために力を使う必要があります。
これを応用して片足立ちになる瞬間の重心移動の幅を調整してみてください。
また、ただ足を開いてではなく前後や斜めに開くものあり。
またまた、足の裏に設置する床を少し柔らかくすることで難易度を上げることができます。
自分に合った方法で訓練をしてみてください。
そしてランニングを通して、心身ともに健康的な生活を送っていただきたいです。
私はそのような手助けをするトレーナーをしています。
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私は佐藤義了(さとうよしのり)と申します。
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