寒い日のロングランやレースは注意が必要!

寒い日のランニングは体が温まらなくてつらい…。

先日、AM2時30分から3度の気温の中でロングランをしてみました。
走り始める前は52km走る予定でしたが、そこで寒さの危険さを痛感しました。
また一緒に走ったサポートしている選手からご質問いただいたので、それも合わせて共有します。


私はフルマラソントレーナーとして活動をしている佐藤義了と申します。
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寒い日のロングランの難しさ

3℃の環境下でロングランした体験談

こちらはあくまで個人的な感想になりますが、走る上で私は暑さよりも寒さの方が怖さを感じました。

冒頭にもお伝えしましたが、気温3℃の中でロングランをしました。
ただこの環境でランニングをしたことがないわけではなく、冬の夜に走っているので体感したことない寒さではなかったです。
しかし、その環境でロング走はしたことなかったです。

いつもの感覚で走り始めは寒いのですが、走ってくると徐々に体が温まってきました。
その時は次第に動きも良くなってきてました。

そうすると、温まってくるので汗もかいてきます。
いつもはこのタイミングで予定とした距離を走り終えて即帰宅するのですが、今回はロングランなのでもちろん続行です。

落とし穴①

そこで一つ目の落とし穴。
走っているのにその汗が冷えてきてしまうのです。

そうすると全然体が温まらなくなってきます。
3℃という気温でしたが、今回は風も吹いていました。
そうすると体感温度はおよそ氷点下。
露出している肌がヒリついてしまう感じでした。

落とし穴②

二つ目の落とし穴。
信号による一時停止です。
これが地味に響きました。
ほんの数十秒止まるだけで、一気に体が冷えてしまいます。
これが繰り返されることによって、体が温まらないという状態でした。

サポート選手からのご質問

そこでサポートしている選手からのご質問です。

汗が冷えて逆に寒さが増す感覚を覚えました。
普段なら5キロも走れば体がポカポカするのに、今回はなかなか温まりません。
こんな時「無理して走り続けるべきか、それとも中止すべきか」悩みました。
中止するタイミングの基準はありますか?

目安は心拍数を基準にするといいと考えます。

ロングランのやり方によると思いますが、一般的なロングランは一定のペースで走ることが多いかと思います。
これを前提に考えると、まず心拍数の上がり幅や下り幅をチェックします。
走り始めはいくら寒くても普段と比べて大幅に心拍数が上昇することはないと思います。
これぐらいのペースだったら、これぐらい心拍も上がるかなくらいは、知っておくといいでしょう。
それを基準にして、寒い時にロングランします。

始めは体を動かせば温まります。
体を動かす強度が高ければ高いほど心拍数も上がりますね。
しばらく走っていてペースもさほど変わらないのに、急に息が上がるようになったり心拍がさらに上昇している時は要注意です。
このタイミングが中止にする境目だと思います。

体を動かすだけでは体が温まらないという状態になったからです。
そこで体は心拍を上げて血圧を上げて温めようとする生理的な作用によって心拍数がさらに上昇してくるのだと思います。

これ以上は低体温によって体調を崩す可能性を高めてしまいます。

他にも基準となる体の状態があるかもしれませんが、ランナーの多くの人に向けてわかりやすく基準を設けるとなるとこれが一番わかりやすいかと思いました。

怪我もそうですが、体調管理を整えながらランニングをしてみてください!

また身体つくりができるように動作を分析して、足りないところを補うサポートとしてパフォーマンスアップ整体をしています。
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